テクニカル分析『DMI』
前回は「ボリンジャーバンド」で珍道中でございました。そんな珍道中はこちら。
モヤモヤした気持ちを引きずったままですが・・・今回は『DMI』というテクニカル分析を解説したいと思います。
テクニカル分析『DMI』のチャート表示方法
それでは、Yahoo!ファイナンスを開いてみます。

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①テクニカル分析の詳細設定を出す
「テクニカル」をクリックすると左側に詳細設定が出てきます。
②トレンド系かオシレータ系を選ぶ
「オシレータ系」をクリック。
③テクニカル分析を選ぶ
「DMI」にチェックを入れる。
④値の設定
DMIで使う線は「+DI」と「-DI」と「ADX」の3つです。したがって「ADXR」のチェックは外してしまいましょう。
⑤DMI
赤色部分がDMIです。
テクニカル分析『DMI』の見方・使い方

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+DI:価格の上昇を表している(上昇傾向)
-DI:価格の下降を表している(下降傾向)
ADX:トレンドの勢いを表している
+DI と -DI の交差ポイントで予測する
+DI と -DI の交差ポイントで予測をします。
・+DI が -DI を下から上に突き抜けた交差ポイントは「HIGH」と予測
・+DI が -DI を上から下に突き抜けた交差ポイントは「LOW」と予測
しかし、短期売買のバイナリーオプションではダマシを受ける可能性があります。ダマシを少しでも回避するために活躍する線がADXです。
ADX を見てダマシを回避する

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ADXが上昇している場合、トレンドが発生していると予測できます。逆に下降している場合はトレンドが発生していないという予測です。
重要なのは、ADXは価格の上下ではなくトレンドの強弱に対しての上下だということです。つまり「下降から上昇した場合はトレンドの始まり」「上昇から下降の場合はトレンドの終わり」と予測できます。
そしてもう1つのポイントが右端にある0~100の数字です。上昇するADXの数値が「25」付近から上昇すれば強いトレンドの発生と判断でき、25以下での傾きは判断基準とはなりません。上限は「60」付近が目安と言われているので、それ以上になるとこちらも判断基準とはなりません。
まとめると、+DI と -DI が交差した時、ADXが上昇(25~60付近)していれば、勝負に出ても良いという予測方法がDMIです。
これを踏まえて「DMI」を使ってテクニカル分析の実践編です!!